厚労省

新医師臨床研修制度は失敗

医師の不足や偏在を招いたとの批判が絶えない「新医師臨床研修制度」などを見直すため舛添要一厚生労働相は、厚労省と文部科学省の合同検討会を設置する意向を明らかにした。

なぜこの制度が医師不足を招き、問題なのか。

1)これまで大学医局からの派遣でまわしていた研修医を、病院独自に確保できるようになり、「負」の競争が起こった。都会の、待遇の良い、研修内容がよい(表面的)な病院が、研修医を獲得できるようになった。

2)この制度では、2年の研修後に専門を決めるため、臨床と経験した研修医は、当直が多く、責任の大きな、小児科や外科系をさけるようになった。

3)研修医を獲得できない地方大学は、ますます関連病院を縮小しその存在価値が低下した。

4)大学に多くを依存してきた研究は、スタッフの減少でさらに困難になった。

5)これまで、大学の関連病院を数カ所まわることで経験できた、様々な臨床経験を得ることができなくなった。応用力の低い「マニュアル医師」が増加中。

このように新臨床研修制度は、まだまだ問題が多いのです。明らかに、現在の医療崩壊の一因となっています。これは、多くの医師の一致する意見です。

厚労省は、この失敗の責任をどうとるのでしょうか。

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