一般

開業医は勤務医より忙しい

これは、私の経験ですが、開業して3年になりますが、開業医の方がはるかに忙しいです。

その具体例は、

1)学会に参加できない
   勤務医時代は、必要な学会には年に2−3回は参加していました。これは、代わりに働いてくれる同僚がいるからです。また、病院も年1回の学会参加の費用負担してくれました。ですから、よく学会にいったし、発表もできました。開業すると平日の学会にはほとんど参加できません。

2)年休が取れない
   勤務医時代は、ほとんど使いませんでしたが有給休暇があり、いざとなれば休むことが可能でしたが、開業してからは休むことはできません。

3)診療以外の仕事が多い
   毎月のレセプト作成、レセプトチェック、労務管理、税務管理のしごとが残業としてあります。ほとんどの週末はこれらに費やされます。

4)電子カルテを書く時間がない
   日中は診療に追われ、カルテを完成する時間がありません。残業して夜10時頃までカルテを書いています。

5)時間外診療は断れない。
   患者に頼まれれば、土曜の午後や日曜日も診療することがあります。

勤務医時代は良かったなあ〜

一概に、勤務医だけが忙しいのではないのです。


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「誰も責める気ない」

安心して産める社会に=「誰も責める気ない」−死亡妊婦の夫が会見

東京都内で8つの病院に救急搬送を断られた妊婦(36)が脳内出血で死亡した問題で、夫の会社員男性(36)が27日夜、厚生労働省で記者会見し、「妻が浮き彫りにしてくれた問題を、力を合わせて改善してほしい。安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている」と訴えた。(時事通信)

この会見で、男性の「誰も責める気ない」という言葉に、感心しました。

何かが起きればすぐ誰かのせいにする昨今。このように言えるのはすごいことです。

現場の医師や看護師にも気を配る、なかなか出来ることではありません。

痛ましいことですが、これからも頑張って子育てして欲しいと思います。


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都の職員は働かない?!

「都に任せられない」 妊婦死亡 厚労相が病院視察

厚労省も都の責任を指摘しています。

誰が悪いのかというより、もともと都の職員にはまともに救急をやる気持ちはありません。

特に、パラメディカルと言われる職種です。

例えば、レントゲン技師、臨床検査技師などです。

これらの職員は、民間に比べかなり給料がいいです。

また、年齢も高いです。

定年までいて、巨額の退職金を手にします。

もちろん、年齢が高くなると夜勤は大変ですが、医師と違って、当直の翌日は休日になることが多いです。

この職員が働かないために、救急の医師は大変です。

一人で何でもこなさなければなりません。

こんな体制で、大都市東京の救急がやれるわけがありません。

石原知事のER構想は、アメリカを模したものですが、日本とアメリカでは、医療に賭けるお金が違うのです。

気持ちだけでは医師が過労死するだけです。

なんとか、救急の医師を救って下さい。

そして、都民を救って下さい。


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問題は、東京都にあり!

妊婦死亡 7病院に受け入れ拒否され手術3日後に 東京

 妊娠中に脳内出血を起こした東京都内の36歳の女性が今月4日夜、都立墨東病院(墨田区)など七つの病院に受け入れを断られ、約1時間20分後、最終的に墨東病院に搬送された後、手術を受けたものの、3日後に死亡していたことが分かった。墨東病院はリスクの高い妊婦に対応する「総合周産期母子医療センター」に指定されているが、産科医不足のため休日の当直医が1人体制となり、救急患者の受け入れを制限していた。都は一連の経緯に問題がなかったか調査している。(毎日新聞)

救急に対応できないのは、都が産婦人科医を確保する努力を怠っているからでしょう。

現場の医療関係職員は、限られた条件で一生懸命やっています。

調査すべきは、都の保健局です。

まったく、無責任な行政です。

これも、責任を医師になすりつける、いつものパターンです。

国民、都民はもっと行政にものを言うべきでしょう。

本当に救急をやるなら、年収5千万から1億で公募すべきです。

お金をかけないで、責任だけ取らされてはたまりません。


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39時間働けますか?

医師の労働環境が悪いことは、よくマスコミにも取り上げられますが、

国民には、実感として伝わっていない気がします。

私が勤務していた病院でも、一般の病院でも以下のような勤務になることがしばしばです。

火曜日 

午前8時出勤、病棟を回り、9時から外来を行う。患者が多く、ほとんど立つ暇もなく、午後2時まで外来をこなす。午後は、検査があるので、わずかな時間で昼食をすませる。検査は、順調に行く時もあれば、時間がかかる時もある。一段落して、また病棟に回り、入院患者の診察、指示、説明を行う。今日は、当直だったことに気がつき、検食(患者と同じ給食を食べ、評価する)をすませる。当直室に行くが、明日の手術の検討のためまた病室に行く。外来から急患で呼ばれる。救急対応に追われる。12時、当直室に入り、仮眠をとるが、病棟、外来から数回呼ばれる。いつのまにか、朝になっている。

水曜日 

朝から手術が入っている。今日は午前1件、午後1件。手術室で、出前のお弁当を食べる。午後4時、手術が終わるが、術後の状態を観察するため、午後11時まで病院にいる。帰宅。

この場合、火曜日の午前8時から、水曜日の午後11時まで連続39時間仕事をしたことになります。

当直した翌日は、当然眠たいです。そんな状態でも、普通に診療を行っています。

これは、労働基準法違反ではないでしょうか。

医者の間では、「当直がきつい」と言う会話がよくされますが、それは、「俺も年だな」というのと同じ意味で使っています。

医師の当直、何とかならないのでしょうか。

8時間労働とは言いませんが、せめて24時間以内に収めて欲しいものです。


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月初めは忙しい開業医

開業して3年経ちますが、毎月月初めは、とても忙しいです。

これは、勤務医時代には考えられなかったことです。

何が忙しいか?

1)前月分の健康保険のレセプトを出し、チェックします。土曜の午後と日曜がつぶれる。

2)税理士に渡す、出納帳を作成する。

3)職員の給料計算と振込

レセプトチェックは、初め事務員にやってもらっていましたが、日中の業務中に行うのは困難で、結局院長と専従者(家内)でやっています。

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10月から変わったこと

10月からいろんなことが変わりました。

医療関係では、政府管掌健康保険が、新たに全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)に変わりました。

なぜ、変わったのでしょうか。

運営が、「国」から、「都道府県」になるということでしょうか。

これは、小泉内閣からの「小さな政府」の方針にそったものでしょうか。

まったく、「ナンセンス」です。

医療現場はまたしても混乱し、地域格差が増大します。

これも、政府・与党の失策ではないでしょうか。

またしても、ツケを国民にまわした形です。

医療機関は、事務量が増大し、患者の待ち時間が増えます。

また、新たに保険証を作るので、とても無駄な出費となります。

国民が生活に追われている時、お役所はまったくいい気なもんです。


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銚子市立病院の休止

9月30日をもって銚子市立病院が休止します。

昭和25年1月に、開設以来、地域医療をになってきた中核病院がまた一つ消えます。

休止の理由は

(1)財政的支援が困難になった

(2)医師の確保が困難になった

とのことです。

これは、言い換えれば

(1)今の診療報酬体系では、医療機関の存続が困難なこと

(2)新臨床研修制度により、大学からの医師派遣が困難になった

と言えます。

どちらも、厚労省が音頭をとってやっていることです。

結局、しわ寄せは地域の住民に行きます。

隣接する、旭市に国保旭中央病院があります。

こちらは、新臨床研修制度によるマッチングでも人気の高い病院です。そして、新病棟の建設が決まり、病院の2極化が進んでいます。

しかし、旭市より、人口の多い銚子市に市立病院がなくなるとは、残念です。早期の復活を期待します。

市長の公約違反を指摘する声もありますが、市長がいくら奔走しても、もはや医師の確保は難しいでしょう。

このような現象は、日本各地で生じています。

これを解決するのは、国民の意識改革と適切な投票行動でしょうか。

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小泉元首相、逃げるのか!

小泉元首相が今期限りで国会議員をやめるそうです。

まったく、いい気なもんです。

誰でも功罪がありますが、これほど罪の大きな首相はいないでしょう。

殺人に近い政治を行い、世の中を大混乱に陥れました。

そして、旗風がわるくなとすかさず逃げるようです。

政治家は続けるようですので、持てる財力、人力を使って、謝罪の人生を送って欲しいものです。

大富豪となった、ビルゲイツのように。

国民は、このような政治家を選んだことを深く胸に刻んで、来る総選挙に望みたいものです。

政治家も、官僚も責任はとらないのか・・・・

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介護ロボットはいらない

だいぶ前から、ロボットがはやっています。

私たちは、人型ロボットのアトムを見て育った世代ですから、ロボットが活躍する姿を想像してきました。

ロボットは、工業の分野では活躍し、日本の工業の躍進を支えてきました。

この技術を、医療、介護に応用しようとする研究が、工学系の大学で行われています。

その例として、パワーアシルトスーツや、介護支援ロボットが発表されてきました。

しかし、今までに何億円が使われてきたのでしょうか。

そして、何人に実際役にたったのでしょうか。

私は、医療介護の分野でこのようなロボットが使われた例を1例も知りません。

もし、そうだとすると、これに費やされた巨額なお金と、人間の労力は無駄だったと言えます。

このお金と労力は、今必要とされる介護を支える人々の養成や待遇改善に使われるべきです。

いつまで自己満足と欺瞞に満ちた研究をして、国民をだまし続けるのでしょうか。

いい加減に、目を覚まして、ロボット研究を止めてください。

ロボット研究から、介護を支える人的支援へ

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医療費を下げるには

日本の医療費は、世界に類を見ないほど安いのです。

政府は、さらに医療費を削減しようとしています。

医師の立場から、医療費を削減する有効な方法は、

医薬品の薬価を下げることです。

日本の医薬品は、世界と比べとても高額です。

実際の数値は、出せませんが、日本の製薬メーカーが高額な利益を上げたり、広告を出したり、医療関係の研究会を主催したりするのは、相当の利益が上がっているからではないでしょうか。


製薬会社主催の研究会では、往復のタクシーを手配してくれたり、意見交換会という名の、懇親会を設定してくれたい、至れりです。

医者には、そんな贅沢はできないので、ありがたいことも確かですが、これが薬価を高くし、さらに医療費を高くしているのであるならば、まず、製薬メーカー利益を減らし、医療費を削減するのが筋でしょう。


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次は、民主党か共産党か

自民党の政策は、日本の医療を崩壊に導きました。

責任をとって、政権からおりて頂きましょう。

次期政権は、では民主党でしょうか?

民主党は、医療政策について多くを語っていません。

後期高齢者医療に反対するのはいいのですが、対策がありません。

大企業優先の政策を、国民優先に変更が必要です。


これに一番近い考えは、共産党でしょうか。

共産党?

私の大嫌いな党です。

皆さんはどうお考えですか。

このブログは、閲覧者が少なく寂しいです。

トホホ・・・・

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医師会はいらない

日本医師会は、その役割を終えました。というか、必要ありません。

医師会は、医師を代表する組織と思われていますが、決してそうではありません。

開業医がなるA会員と、勤務医がなるB会員とありますが、権限はすべてA会員にあります。

では、開業医の代表でしょうか。

武見太郎という医師会長がいた時代、開業医を支える制度を厚生省に作らせ、開業医のためになりました。

その後、医師会長は何代か代わり、自民党・厚労省に対する圧力も増々低下し、ついに医師に不利な制度が次々にできました。

医師会は、医師のためにならない自民党に献金を続けています。また、整形外科の患者を奪い、健康保険から詐欺まがいの方法で報酬を得ている、柔道整復師にも塩を送る始末です。

こんな医師会はいりません。

真に医師を代表する組織が必要です。

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改善しない医療・介護職の待遇

日本は、これまでに類を見ない超高齢化社会を迎えています。

その中で、医療・介護の質を落とさない努力が行われてきましたが、これは限界に来ています。

一番の原因は、医療・介護職の待遇が改善しないことです。

医師は、その責務、仕事量からみて不等に低い給料ですが、それでも生活は何とか出来ます。

看護師は、きつい職場から次々と退職者ででて楽な職場に人気が集中しています。疲れてうつ病になったり、結婚できない場合も多いです。一方、結婚し子どもができると夜勤は困難です。

ヘルパーは、とてもきつい仕事で、今の給料では自分の生活も精一杯、まして家族を持つことなど困難です。

このような職場の待遇は、誰が決めているのでしょうか。

病院、院長でしょうか。

実は、診療報酬によって決まっています。

医療費を抑制しようとするため、診療報酬を不当に低く設定し、病院が赤字になるようにし向けれているのです。これは最近の廃院の増加で明らかです。

充実した医療を受け、介護を受けるためには、診療報酬の大幅な引き上げが必要です。

そんなお金がないと言うのが政府の見解です。

道ができても、人が病む社会を誰が望んでいるでしょうか。

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医療費抑制は「死ね」と同じ

小泉政権の時から、「聖域なき構造改革」と言って、医療費が削減されてきた。これも今の医療崩壊の一因となっている。医療費削減の問題はこうだ。

1)医療を必要とする高齢者の数は、増々増加している。従って、以前と同じレベルの医療を受けるにはそれなりの支出増(自然増)がある。

2)医療が高度化し、医療費が高くなっている。日本では、MRI検査が容易に可能で、その恩恵は計り知れない。国民は医療の進歩の恩恵を受ける権利がある。

3)医療機関の収入は、ほとんどが厚労省が制定する「診療報酬」により規定されている。これが、毎回削減され、多くの医療機関が赤字に陥った。

4)医療費を支払えなく、医療機関を受信することができず、死亡する患者が増加している。これは、国による「殺人」といえる。


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はじめに

今、日本の医療は危機に瀕しています。医療に携わる者として、医療の現状と問題点を指摘したいと思います。

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